本日、わたくしの各店舗のレギュラークラスの7月からのクラススケジュールが、告知されました。
今日まで、とても心苦しい想いでまいりました。
病院へ行き、血液検査をし触診や打診などの診察のなかで、今後のレッスンをお休みするほかないと感じておりました。
各店舗には、すぐに対応していただき、代行もスムーズに決まり、7月からレッスンが再開できるようにと気持ちが焦りました。
しばらく、レッスンをお休みする中で・・・
休んでいるけれど、このまますぐに復帰できるかどうか・・・
また、すぐに代行を出すのではないか?
また、こうして無茶を強いているのではないか?
自身の年齢と回復に要する時間、家族へのおもい、
お世話になった人への感謝の気持ち・・・
複雑に想いが交差して、
このまま私がレッスンを続けるという事の意味を原点に戻って、考えました。
15年間フィットネスの世界に身をおいて、
さまざまな体験を通し、今の自分がいます。
健康であることが、やはり一番なのですが、
こんな簡単なことを保つのが難しくなっている現状。
20代後半からはじめたフィットネスライフ、
46歳の私は今後の健康について真剣に考えるようになりました。
現在、わたしは自営の会社役員として仕事を持っています。
フィットネス業と平行していたこともあり、
今回の決断が出来たのだと思います。
その点では、新たな分野でのスキルを持てたこと、
与えてもらえたことに感謝しています。
インストラクターの仕事は、無理を重ねていては、いつか体を壊す・・・当たり前の事ですが、
無理をしなければ続けられない自分がいたのも事実です。
このお休みの期間、
初心に戻り私が心躍るフィットネスとは、
何であったかを考える時間がつづきました。
きっと、無理をすれば、7月には復帰し、
また笑顔でレッスンをする自分が想像できましたが、
症状とうまく折り合いがつかない状態で同じ事を繰り返すのは、
人前に立つプロとして、
無責任ではないかと、自身に問いかけました。
やろうと思えば、出来るかもしれない・・・・
しかし、あえて余力があるうちに、
フィットネス業から引退することを決断しました。
この決断は、重く・・・
この決断は、つらく
結果的には、自身を解放する最もよい決断だったとおもいます。
勇気の要ることですが、
全クラスを抜けて、治療に専念し、
症状とうまく付き合ってゆく方法を学びたいと思います。
今は、薬が効いているのでとても楽ですが、
薬を飲み忘れると、やはり厳しい。。。
いつまでも薬に頼っていられません。
自分でできる、これまで培った知識で自分の体と向き合ってゆきたいと思います。
これで、私のフィットネスライフが終わるわけでなく、
ここからが本当のクオリティーオブライフ!の実践だと思います。
これまで支えて下さった、先輩、友人、同僚、家族・・・
レッスンを受けて下さった、お客様に感謝して
次のステージに足を踏み出したいと思います。
14年後 60歳です。この14年・・・今まで、出来なかったことじっくりやってゆきたいと思っています。
15年費やしたフィットネス。これは、私の宝物です。
美香子