自作でも他作でも・・・中間業者でも、
人が作ったオリジナルの曲を使って、
ミックスして、それを売って、それを使ったビジネスには、必ず音楽使用許諾権が発生します。
1000枚を超えるような規模や、委託店販売を行う場合は、知らなかったでは済まされない。
逆に・・・いえば・・・
個人レベルで趣味でなら問題ない。
サークルレベルなら問題ない。
音楽業界とフィットネスの音楽を取り扱う企業では、音楽を作る売るまでの詳しい取り決めを細かく理解している方が、非常に少なく・・・
安易にオリジナルの曲を許諾権を持たずに、その曲のBPMや曲調、構成、順番を変更して
商品にしてしまうことも少なくない。
著作権ではなく、オリジナルの曲、原盤を使用した原盤からサンプリングしてそれに、音をかぶせたりしているものは、すべて許諾権の許可をとらなくてはなりません。
その曲が、すでにリミックスされているから大丈夫という事ではありません。
大手のスポーツクラブでは、そのことを知ってか知らずが・・・
それを使って自社プログラムの音楽として使用している企業があります。
個人レベルに対しては、裁判をおこしても起こすほうが費用も係り、問題視されない傾向ですが、
大手の企業がそれを承知の上で行った場合は、知らなかったでは済まされない。
裁判を起こしても費用をまかなえる請求額を要求されることも出てくると思います。
会社としてオリジナル音源を使用して、それを商品にする場合は、
必ず、許諾権が必要です。
たとえば、マイケルジャクソンの原盤許諾権は、フィットネスの中で売買するCDを作るなんて事は、採算が合わないことだと思います。
曲の使用権をとり、カラオケを作り、別の方がカバーして歌う。
これは良くあるし、こちらのほうが現実味がある。
海外の曲は、海外の取り決めの中で作られているCD
日本では、それを取り扱うレコード会社を探して許可をもらわなくてはならない。
ま~大変な作業です。
組織化する、認定試験やプレコリオでは、そういったことは常識です。
個人と企業では・・・まったく見方が異なります。
デリケートな問題だから、グレーな部分をしっかり理解して、自分のクラブはモラルのある
ビジネスをしているかと見る力も必要です。
そのクラブが、上記のことを理由に訴えられたときの損失額・・・
以前、某ジャズダンススタジオが、訴えられて訴訟に負け、2千万の支払いを請求されたと・・・
聞いたことがあります。
見せしめ的なことなのか....
廃業に追い込まれて倒産してしまったと・・・
市場に売られているオリジナル音源を使って、新たなものを作るのは、
ものすごく労力がいり、ものすごく費用がかかる。
ものすごいは・・・曲数にもよるけれど・・・
今のフィットネススタイルで、採算の取れる額ではないと感じるのは、私だけでしょうか?
どなたか、うまいルートを見つけて、許諾権を安く支払う方法があるのでしょうか?
あるのなら、私も知りたい。